覚醒剤依存症について
この病気は、使っている本人に取りつくだけでなく、周囲のあらゆる人を引きずりこみます。そして、人生を破壊し希望を打ち砕き、お互いの繋がりを断ち切ろうとします。
家族が「依存者のせいで、私はこんなに苦しんできた」と恨みを感じているとしたら要注意。
家族を苦しめたのは「依存症」という病気なのに、その病気の犠牲になった人間同士が責め合い、心を凍らせている。この病気に抵抗するより、降参する方が楽です。
病気からどうやって抜け出せばよいのでしょうか同量の薬物を摂取した場合の薬物の効果が薄れる薬物耐性が形成され、薬物に対する渇望が存在し、薬物の摂取量が減った離脱時に離脱症状を呈するといった症状があります。
再逮捕者が多い薬物依存症。違法な麻薬、覚せい剤だけでなく、身近なアルコールやニコチンも人を薬物依存に陥らせる薬物の一種です。特に重度の後遺症を残すのが覚せい剤。
最も重たい後遺症として、統合失調症を発症することも。薬物の危険、止められなくなるメカニズムについて解説します