スマホ依存症について
日本のみならず、世界中で問題となっており
スマホが気になってリアルなコミュニケーションを阻害するという
「Phubbing(ファビング)」という新しい英語まで生み出してしまいました。
ネット中毒の人の脳の損傷状態はアルコール中毒や薬物中毒と同程度の状態
にまであるとの研究結果もあるようです。
この症状にはいろいろな呼び方(ネット依存症、インターネット依存症、ゲーム依存症、携帯依存症、スマホ依存症など)があります。将来は正式病名が決まり変わる可能性がありますが、いまの段階で当院では、久里浜医療センターでの呼び方に合わせて、ネット依存ということにしています。
ひとことでネット依存といっても、寂しさからの人間関係への依存の場合や、不特定多数との性関係を求める性嗜好障害などの問題があるなど、人それぞれ背景にある問題も異なります。